アパレル転職における履歴書の書き方と7つのポイント!

アパレ転職における履歴書の書き方と7つのポイント!

社会人経験がある方が、求人に応募する際に企業へと提出する書類は基本的に「履歴書」「職務経歴書」の2種類です。

いかに優れたスキルや経験があったとしても、この書類であなたの魅力をアピールすることができなければ、内定にたどり着くことはありません。

ここでは、アパレル業界に転職をお考えの方向けに「履歴書」作成における7つのポイントと注意点を解説していきます。

履歴書の役割と基本的な注意点

履歴書は企業に応募者の基本的なプロフィールを伝えるものであり、文章の作り方や、言葉の使い方に仕事に対する姿勢や転職への熱意などが現れるものです。

採用する側が、「こんな人ならぜひ面接してみたい!」と思われる履歴書作りが転職成功への第一歩となります。

【履歴書において採用側が見るポイント】

  • 学歴・職歴・保有資格などで基本的なプロフィールの確認
  • 趣味・特技などで人柄やキャラクターをイメージ
  • 志望動機で転職への熱意を測る
  • 希望条件が対応可能な範囲かを確認

【履歴書において応募者が気をつけるべきポイント】

  • 基本的な文書作成のマナーを守ること
  • 全体の文書量のバランスを取り、ツメツメにならない範囲で、なるべく空白を少なくすること
  • 手書きであれば、なるべく丁寧に書くこと
  • スペース内で簡潔に効果的な自己アピールを心がけること

アパレル転職の履歴書ポイント①「履歴書のフォーマット選び」

企業側から履歴書のフォーマットが指定されている場合を除き、どのような履歴書を選ぶかが履歴書作成のスタートです。

市販の履歴書の作りはどれも同じと思っている方もいますが、実はメーカーによって書式や記載項目の内容、スペースの配分などが異なります。

履歴書選びのポイントは、自分が書きたい内容を全て書くスペースがあることです。

転職や異動回数が多い方は、職歴欄が広いものがいいでしょうし、第二新卒やキャリアの浅い方の場合は、職歴欄が少なく、志望動機などのアピール欄が広いものがいいでしょう。

ちなみに最も一般的な「JIS規格」に準拠したものは、志望動機、特技などの複数の項目がひとつの欄にまとめられているため、自分が書きたいことを多めに書くには便利です。

いずれにせよ、書き上げた後になるべく空白が目立たないようなものを選びましょう。

アパレル転職の履歴書のポイント②「写真」

アパレル転職で他の業種と比較して、ひときわ重要なのが履歴書の写真です。

容姿で採否を判断するということではなく、ある面ではイメージ産業であるアパレル業界においては、できるだけ自社のブランドに合った雰囲気や印象を持っている人を採用したいという、業界ならではの事情があるからです。

【履歴書の写真の基本ポイント】

  • スナップ写真を切り取って貼るのはNG
  • 3カ月以内に作成したものを使用
  • 指定のサイズ(3cm×4cmなど)は守る
  • 画面に寄りすぎたり、引きすぎたりせずに余白のバランスを考える
  • 暗い印象にならないように口は閉じて口角をややあげた「微笑み」程度の表情を作る

上記のような基本ポイントに加え、アパレル転職においては応募ブランドのイメージをふまえ、メイクや髪形、服装などにも気を使うことが重要です。

できればスピード写真ではなく、ヘアメイクやメイクアップアーティストがいるような撮影スタジオを使うのが、アパレル業界転職であれば望ましいでしょう。

また、そうは言ってもあくまでも履歴書の写真ではあるので、極端な厚化粧や、過度な小物の使用、またTシャツ1枚などのラフすぎる服装は避け、一般常識の範囲内で自分らしさを出せるような程度にとどめましょう。

アパレル転職の履歴書のポイント③「職歴」

転職者の採用において、採用側が最も知りたいことが「職歴」です。

職務経歴書をあわせて提出する場合、履歴書の職歴では、どんな会社で、どれだけの期間、どのような業務を担当したかを簡潔に記載していきます。

その際、職務経歴書と履歴書の職歴の内容に矛盾が生じないように注意しましょう。

また、あまり知名度がないような会社の場合、業種やおおよその従業員数を付記するとよいでしょう。

正社員として勤務した職歴は、期間が短くとも全て記載します。

アルバイト歴は原則記載しませんが、自己PRになるような経歴であれば記載してもかまいません。

なお、一般の会社では「○○株式会社 入社」と記載しますが、公務員であれば「奉職」、個人事業の店舗などは「勤務」、独立開業であれば「開業」となります。

また、退職の場合の書き方は以下の通りです。

  • 自己都合退職→「一身上の都合により退職」
  • 倒産やリストラなど→「会社都合により退職」
  • 派遣・契約期間満了など→「契約期間満了のため退職」

アパレル転職の履歴書のポイント④「志望動機」

「志望動機」は、応募者が思っている以上に採用担当者が注目している項目です。

志望動機を書く際のポイントは、その会社ならではの特徴や魅力に関連した動機であることです。

どこの会社にも通用するようなありきたりな志望動機では、転職に対するモチベーションが疑われてしまうことは避けられません。

転職マニュアルにどのテンプレートから適当な文章を探してそのまま書いてしまうことのないようにしてください。

最低でも応募企業のホームページなどには目を通したうえで、

①なぜその企業で働きたいのか
②入社した際には自分の経験やスキルでどのような貢献ができるのか
③入社後の将来の目標はどんなものか

を簡潔にまとめると良いでしょう。

アパレル転職の履歴書のポイント⑤「免許・資格」

免許・資格は取得順に記載していきます。

持っているもの全てを書くのではなくアパレル業界や業務との関連性が高いものに絞って記載しましょう。

なお、業務との関連が薄くとも難易度の高い資格であれば、目標達成能力や継続的な努力ができる資質をアピールできるので記載は可です。

アパレル業界に関連する資格としては以下のようなものがあります。

  • 色彩検定(ファッション色彩能力検定)
  • カラーコーディネーター検定・
  • 商品装飾展示技能検定
  • ファッション販売能力検定
  • 販売士検定
  • POP広告クリエイター技能審査試験
  • ファッションビジネス能力検定
  • 洋裁技能検定
  • 和裁技能士
  • 染色技能士検定
  • ニット製品製造技能士検定
  • パターンメーキング技術検定
  • CAD利用技術者試験
  • 繊維製品品質管理士(TES)
  • テクスタイルアドバイザー(衣料管理士)

また、以下の資格はほぼどのような業種でもアピールポイントとなるため記載してもよいでしょう。

  • 英検(2級以上)
  • TOEIC(600点以上、但し2~3年以内のスコア)
  • 簿記(3級以上、経理なら2級以上)
  • 英語以外の語学資格(特にイタリア語、中国語)

なお、勉強中の資格については、

「○○資格取得に向け勉強中」

と記載し、試験日が近く合格が確実なのであれば、「○○月に取得見込み」でも大丈夫です。

アパレル転職の履歴書のポイント⑥「趣味・特技」

「趣味・特技」欄で採用担当者が見るのは、応募者のキャラクターや人間性です。

選考に大きな影響があるようなポイントとはいえませんが、面接の際に会話のネタになり、場の空気がなごむこともあるので、うまく活用しましょう。

ポイントとしては、なるべく具体的に書くことで、例えば「スポーツ」であれば、何のスポーツをどのくらいの頻度で行うかなど、「映画鑑賞」であれば好きなジャンルや年間何本くらいみるのかなどを書き添えると良いでしょう。

もちろん、仕事につながるような趣味があるのであれば、積極的にアピールすべきです。

なお、あまりにマニアックな趣味や、ギャンブルなどのネガティブな印象のある趣味は、相手に無用な不安を与えるので記入は控えましょう。

アパレル転職の履歴書ポイント⑥「本人希望記入欄」

本人希望記入欄でやってはいけないことは、「こうだったらいいな」という程度の、自分の希望を素直に書きつらねてしまうことです。

  • 給与○○以上希望
  • 勤務地は○○以外不可

などと書いてしまうと、その希望条件と企業の想定する給与や勤務地から外れていれば、よほど有能な人材でない限り、その時点で不採用となってしまうからです。

もし、「希望給与額」などの欄があっても、「貴社規定に従います」などとしておくのが無難です。

あくまでも本人希望記入欄では、「勤務する上でどうしても譲れない条件」を書くために使用しましょう。

例えば「親の介護をしなくてはならないため、首都圏での勤務を希望します。」、「現在の担当プロジェクトが7月末で終了するため、8月以降の入社を希望します。」などと、希望条件に理由を添えて記載します。

特にそこまでの条件がないのであれば、何も記載しなくても問題ありません。

なお、応募企業が複数の職種を募集している場合には「希望職種 パタンナー」などと記入します。

アパレル転職の履歴書ポイント⑥「手書きか?パソコンか?」

現在では、多くの企業でパソコンで作成した履歴書でも特に問題はありません。

但し、企業側の本音として「手書きの方が、熱意や誠実さを感じる」という担当者が少なからず存在することも事実です。

逆に比較的少数派ですが、「今どき手書きなんて、時代錯誤でセンスを疑う」と言う正反対の意見もあるのでやっかいです(笑)。

このあたりの情報は個別の会社ごとにさまざまであり、また、公式に表明されている訳でもないため、判断が難しいこところです。

そのような場合には、転職支援サービスである転職エージェントを使うことで、企業とコネクションのあるコンサルタントからアドバイスを受けることもできるため、登録することを検討しても良いでしょう。

また、それ以外にも志望動機や職務経歴書の書き方、また企業ごとの採用傾向をふまえた面接対策などのさまざまなアドバイスもしてもらうことができます。

【代表的な転職エージェント】

リクルートエージェント

DODA(デューダ)

【アパレル専門の転職エージェント】

クリーデンス

ファッショーネ

まとめ

転職活動の第一関門の「履歴書」を作るだけでも、こんなにたくさんのポイントに気をつける必要があり中々大変だと感じる方も多いでしょう。

しかし、逆に考えれば、何も考えずに適当な履歴書を作ってしまうような応募者には、面接の前に差をつけてしまうチャンスでもあります。

この記事を参考に、まずは書類選考を突破して、理想の職場をつかみとって下さいね!